小樽市内は、その特徴的な風景ごとに8つのエリアに区分されています。八区八景、それぞれの地区では個性溢れる様々な景観やレジャーを楽しむことができます。小樽の景観といえば、石造りの歴史的建造物が建ち並ぶ運河周辺が代表的ですが、各地区にはまだまだ知られていない魅力あるスポットが隠れているのです。
岬の緑と入り江の水面の色を刻々と変化させる夕日が美しい忍路湾と、北海道海水浴場発祥の地として夏場に道内有数の賑わいを見せる蘭島海水浴場で知られています。農道沿いには田園的な自然景観が広がり、また、忍路環状列石などの史跡があり、多くの埋蔵文化財が発掘され、古代の歴史を感じさせる地区でもあります。
丸山のふもとの山あいを抜ける農道沿いには、畑や果樹園が連なり、自然が豊かな田園風景が広がっています。また、途中の停車場からは緑に囲まれたゴロダの丘と、砂鉄の黒い砂浜で知られる塩谷湾を見渡せます。国道5号沿いには自動車ディーラーや工場などがあり、両側の斜面には住宅が建ち並んでいます。
赤岩・オタモイ海岸は国定公園に指定されており、奇岩や絶壁など勇壮な海岸線をフェリーや遊覧船から見ることができます。オタモイから祝津まである自然探勝路からは積丹方面も望めます。また、四季折々の表情を身近に見ることが出来る赤岩山の南斜面には住宅地が広がり、高台からは遠く札幌方向も見渡せます。
古くから漁業で開け、小樽の主要な水産基地として栄えてきました。変化に富んだ海岸線沿いには鰊番屋などの歴史的建造物も点在し、高島岬や日和山灯台がランドマークとなっています。水族館や祝津マリーナがあり、観光・海洋レクリエーションゾーンとなっています。また、丘陵には大規模な住宅団地が開発されています。
岬の緑と入り江の水面の色を刻々と変化させる夕日が美しい忍路湾と、北海道海水浴場発祥の地として夏場に道内有数の賑わいを見せる蘭島海水浴場で知られています。農道沿いには田園的な自然景観が広がり、また、忍路環状列石などの史跡があり、多くの埋蔵文化財が発掘され、古代の歴史を感じさせる地区でもあります。
早くから土地区画整理事業により、良好な住宅地として発展し、近年は望洋パークタウンの大規模開発などにより、朝里川を挟む丘陵沿いに住宅地が広がっています。海水浴場、朝里川温泉、スキー場、オタルナイ湖などにより、レクリエーションやリゾート地のための整備がすすみ、国道5号沿いには郊外型物販店が増えています。
断崖の海岸線と、三方を山に囲まれた沢沿いに街が形成されています。市の鳥のアオバトが恵比寿島に飛来することでも知られ、美しい自然景観が特徴です。上空を横断する張碓大橋がランドマークとなっています。断崖ごしに海岸線や海を見渡せることなどから、住宅地の中にホテルなどのリゾート施設が建築され始めています。
札幌市に近接し、平坦地に富み、工業・住宅地として開発が進んでいます。JR線より山側及び桂岡方面は斜面に市街地が広がり、そこからは石狩湾新港までの約10kmにわたる砂浜の海岸線が見渡せます。また、公営住宅などが低層の街並みの中でランドマーク(目印)となっています。
※各区の説明文章は小樽八区八景ガイドマップより引用しています。